ジェネリック医薬品を利用しよう
2018.2.1更新

成分や効能は同等で、新薬に比べ低価格のジェネリック医薬品。いまや知らない人は少ないかもしれませんが、まだ欧米よりも普及が遅れています。そのメリットを知り、もっと利用するようにしましょう。

 
上のグラフを見てわかるように、ジェネリック医薬品の利用者は少しずつ増えているものの7割前後。厚生労働省が掲げる早期の8割達成にはまだ遠い。とくに、組合員本人というより家族への周知・普及が遅れている。
 

価格が安い理由
新薬(先発医薬品)は、開発に10〜20年の年月と数百億円にのぼるコストがかかる
特許が切れると同じ有効成分の薬を製造できるようになり、多くの会社の参入が可能に
ジェネリック医薬品は莫大な開発コストがかからないため、価格を抑えることができる

安全性が劣らない理由
有効成分が先発医薬品と同じ
厚生労働省の厳しい試験に合格したものに限る
独自の改良を加えて、服用しやすくしたものもある

価格は新薬に比べ4~5割程度、なかにはそれ以上安くなる場合もあります。たとえば高血圧が続き、運動や食事などで改善しない場合、降圧作用のある薬を飲まなければなりません。降圧薬は長期間服用する必要があるため、ジェネリック医薬品の節約効果は大きくなるのです。
 
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