受動喫煙はほんとうに恐ろしい
2017.4.3更新

喫煙は、周囲の人に悪影響を及ぼすことは知られていましたが、昨年の厚生労働省の「たばこ白書」で、受動喫煙と病気の因果関係は科学的に明らかなことが報告されました。
自分の健康はもちろん、職場の仲間や家族の健康のためにも、ぜひ禁煙に取り組みましょう。

受動喫煙の有害性が高いワケ
タバコの煙は、喫煙者が吸い込む「主流煙」と、燃えているタバコから立ち昇る「副流煙」に分けられます。ニコチン、タール、一酸化炭素などの有害物質の発生は、副流煙のほうが多く、中には主流煙の数十倍にのぼる量が副流煙に含まれる有害物質もあるのです。
タバコを吸わない人は、吸った人の吐き出した主流煙と副流煙の混合物を吸うことになりますが、副流煙のほうが有害物質は多く、85%を占めるといわれています。

タバコは家族の健康を脅かす
たとえば夫が喫煙している妻の肺がんによる死亡率は、喫煙しない夫の妻より明らかに高く、その喫煙量とともに高くなる傾向があります。
また、母親がタバコを吸わなくても受動喫煙が原因で、赤ちゃんが十分に育つことができず、低体重児の出産につながります。
さらに、ニコチンの神経毒性は子どもの脳に大きなダメージを与え、妊娠中に喫煙をしていた母親から生まれた子どもは、知能指数が低くなることが調査で示されています。

 
監修/東海大学医学部健康管理学非常勤教授
ひらつか生活習慣病透析クリニック院長
本間 康彦
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