歯の健康を保つために むし歯・歯周病を予防しよう
2016.8.1更新

むし歯や歯周病※1は、歯垢※2(プラーク)の中にいる細菌が感染して起こる病気。そのため、毎日の歯みがきによってプラークを取り除くことが最大の予防法です。また、歯科医院での定期的なチェックも大切です。
※1 歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こしたり、歯を支える骨を溶かして破壊する病気
※2 歯のまわりにつく白い汚れで、細菌のかたまり

あなたの歯みがき、間違っていませんか
歯みがき剤をつけてゴシゴシ強くみがいて、口の中がさっぱりしたら終わり。こんな歯みがきでは1日何回やっても効果はありません。

答え ①②⑤はB、③④はA
①歯みがき剤には、歯を白くしたり、むし歯や歯周病を予防する成分が含まれています。
②歯肉からの出血は、歯肉炎のサインです。原因となるプラークを丁寧に取り除きましょう。
③プラークは歯の根元につきやすいので、そこを集中的にみがきましょう。
④小刻みに歯ブラシを動かすと、プラークはよくとれます。
⑤酸性の食品を食べたあとは酸の影響で歯の表面が柔らかくなっているので、すぐにみがくと、すり減ってしまいます。

 

セルフケアとプロフェッショナルケア
自分で気をつけて毎日行うことと、歯科医院で指導・処置を定期的に受けること、どちらも重要です。

セルフケア
毎食後の歯みがきが基本。
プラークコントロールをしっかり行う。
デンタルフロス、歯間ブラシなど補助的清掃器具を上手に使う。
食事はよく噛んで食べる。間食や糖分を含む飲み物は控えめに。
タバコは歯と歯ぐきに悪影響。歯周病の進行を早める喫煙はNG。

プロフェッショナルケア
自覚症状が出てからではなく、症状がなくても半年~1年に1回は受診する。
歯石※3の除去など歯のクリーニングを行う。セルフケアの指導も。
※3 プラークにだ液中のカルシウムが沈着して固まったもの

 
監修/東京医科歯科大学大学院 
健康推進歯学分野 教授
川口 陽子