よい睡眠が心と体を元気にする
2016.3.1更新

寝つきが悪い、眠りが浅い、夜中に目が覚めてしまう―睡眠がよくとれないと、健康を損なうばかりでなく、心の病気を引き起こしかねません。まずは生活のリズムを整えることから始めましょう。

眠りに関するウワサにはいろいろあります。それぞれの情報は本当か間違いか、あなたの「常識」を試してください。

最適な睡眠時間は8時間だ
必要な睡眠時間は人それぞれ。ただ平均的な睡眠時間は、25歳の人なら約7時間、45歳なら約6.5時間、65歳なら約6時間と、加齢によって徐々に減っていくようです。
睡眠不足は「寝だめ」で補える
ふだんの睡眠不足を休日にまとめて解消しようとしても、その後の睡眠不足に耐えられるわけではありません。むしろ生活が夜型化して、仕事の日の目覚めの悪さにつながります。
お酒を飲むとよく眠れる
アルコールには寝つきをよくする効果がありますが、睡眠の途中で目が覚めてしまい、結果的に熟睡感が得られません。飲酒量が徐々に増え、アルコール依存症になる危険もあります。
睡眠不足はメタボになりやすい
睡眠が足りない人ほど食事や運動習慣が乱れ、肥満や高血圧、糖尿病、循環器疾患、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病になるリスクが高いことがわかっています。

寝つきが悪い、眠りが浅い、夜中に目が覚めてしまう―睡眠がよくとれないと、健康を損なうばかりでなく、心の病気を引き起こしかねません。まずは生活のリズムを整えることから始めましょう。

 

ぐっすり眠れるようにするには、生活のリズムを整えること。睡眠の妨げになるもの、よい睡眠をうながすものをよく知って、できることから実行してみましょう。


目が覚めたら、まず日光に当たる
毎朝しっかり朝食をとる
軽めの運動習慣をつける
短い昼寝でリフレッシュ
ぬるめの入浴などでリラックス
寝酒はやめ、必要なら睡眠薬を使う
休日も同じ時刻に起きる

 

監修/一般社団法人認知行動療法研修開発センター 理事長
大野 裕