2人に1人ががんに? 注意したい「がん」 | 2010.4.1更新 |
日本では、悪性腫瘍が増加し、今や生涯2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっています。日本人全体のがん死亡は約30万人です。しかし、がんは、早期発見・治療で完治の可能性は高いのも事実です。そのためには、がん検診を定期的に受けることが重要。市町村などの検診を活用しましょう。 | ||||||||||||||||||||
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早期のがんは自覚症状がない場合が多く、定期的にがん検診を受ける以外に対策はありません。しかし、日本はがん検診の受診率が20〜30%と非常に低いのが現状です。 受診率が向上すれば、がん死亡率が低下するはずです。 (参考)部位別がん検診の検査内容 肺がん … X線検査、喀痰細胞診 胃がん … X線検査、内視鏡検査 大腸がん …便潜血検査、内視鏡検査 乳がん …視触診、超音波検査、マンモグラフィ検査 子宮頸がん … 細胞診 |
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子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)のワクチンが2009年10月に認可され、接種ができるようになりました。しかし、一部を除いて自治体などによる助成はなく、接種費用は自己負担になります。 |
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監修/財団法人東京都予防医学協会理事 東京都がん対策推進協議会委員 小野 良樹 |
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